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初めは照れていた尚之も次第に打ち解け、私を見つけると
尚「おはようございます。」
と、笑顔を向けてくれるようになった。
いくら高校生でも…、違う。高校生だったからこそ、恋愛に対して純粋だったからこそ、相手が自分に好意を持ってくれているのが分かった…。
楽しくて、嬉しかった。
一ヶ月くらい過ぎた頃から、手紙のやり取りが始まった。
私から、尚之の友達の目を盗んで渡した…。
いけない事をしているようで、ドキドキした…。
夢中とまではいかなかったけれど、好きになっていた。
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