612人が本棚に入れています
本棚に追加
妙にスッキリした気分だった。
優駿と一緒に過ごした日々は、辛い事も悲しい事もあったけれど、楽しい事も嬉しい事も沢山あった。
思い出されるのは幸せだった記憶。
あの頃の私を支えてくれていたのは、紛れもなく優駿だった。
きっと、幸せな記憶が甦ってくるのは、後悔しているからではなく既に思い出になりつつあるから。
寝室のドアをそっと開け、ベッドて寝息をたてる篤史の顔を見て微笑んだ。
幸せだよ
.
最初のコメントを投稿しよう!