612人が本棚に入れています
本棚に追加
初めての電話……
時間を予告していたので、すぐに尚之が出た。挨拶を考えていたので、少し残念に思ったのを覚えている。
話しの内容は、本当に他愛もない事。わざわざ電話で話さなくてもいいような事ばかり。
でも、それが楽しかった。
毎日電話を繰り返し、尚之の心は私に…
私の心は尚之に向いてるのが分かっていた…。
一つしか年齢は違うのに、年上の私から『付き合って』と言うのは抵抗があった。
私の方の『好き』が大きいみたいで…。
.
最初のコメントを投稿しよう!