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今までヒトラーについてお話ししましたが、大変魅力的な素晴らしいカリスマ性をもっていました。ただユダヤ人への差別は許されない行為です。それがなければ国民をまとめるのが、難しかったんであろうと思いますが。ヒトラーは心理学にもたけた人物でした。演説でも最初はゆったりとした口調で、たまに照れるような仕草をしたりして人間みのある所を見せます。そして、段々エスカレートしていくうちに、口調は激しくなり、体での表現も出てきます。そして、民衆は引き込まれてしまいます。
他にも、黄昏れの黄金時というものもあります。演説のときにつかったのですが、まず夕暮れ時に、民衆を広場に集めます。親衛隊が徐々にまわりから隙間のないように、民衆を一個所に固めていきます。人間には絶対領域というものがあり、その領域を侵害されると自分の個というものが薄まり、周りからの意見が入りやすくなります。またそのことについては、心理雑学でお話ししましょう。そしてヒトラーは時間よりも遅く登場します。なぜかというと、時間の後れによって、人間はストレスが出てきます。早く終わらせたいと思う人もいるでしょう。このような状態では人間すんなり他人の意見を受け入れやすくなります
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