プロローグ

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 鈍い痛みで意識が戻る。 周りを見ると荷物やなんやらが周りに散乱している。 とゆうかバスが横転している。 命「………いったい何が……?」  なんとか這い出ると外にもいろんな物が散乱している。 クラスメイト………荷物……幼なじみ……。 命「………動ける奴は俺だけか?」  周りを見渡すがみんな気絶しているし怪我をして動けそうにない。 俺も歩くのがやっとだがな。 とりあえず、近くに倒れている真人と謙吾のところに行く。 2人共気絶しているようだ。その腕の中には理樹と鈴の姿があった。 おそらく2人が庇ったのだろう。 命「理樹と鈴……くらいならなんとか運べそうだな」  とは言っても俺も怪我人2人同時には無理だ。 … …… ………  とりあえず最初に鈴を安全な場所まで運ぶ。 命「次は……理樹……だな」  バスまで戻るとヤバイことが起きていたすぐ近くで火災がおきて今にもバスに引火しそうだ。 ちんたら理樹を運んでいると間に合わない。 命「理樹起きたら痛いかもしれないが我慢しろよ」  そういい俺は理樹の制服の襟首を掴んで力の限り投げたその直後バスのガソリンに引火し爆発を起こしたそこで俺の意識は途絶えた。
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