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戦闘!
「いくぞっ!レインボー・スパークアタックだっ!」
レッドが叫ぶ。
「おうっ!」
残りのも叫ぶ。
「くらえっ!廃水怪人ヘドロンガっ!」
レッドが怪人を指差して叫ぶ。
ヘドロンガと戦闘員達が身構える。
「レインボー・スパークアタックっ!」
みんなで叫ぶ。各々、ポーズを取る。
「・・・」
怪人達、動かず。
「・・・」
スパークレンジャー達も動かず。
・・・。
「大変っ!ブラックがいないわっ!」
ピンクが異変に気付いた。
「何だって!?」
驚愕のレッド。
「五人が揃わなければ、レインボー・スパークアタックが使えないじゃないかっ!」
慌てたのはブルー。
「レインボー・スパークアタックが使えなくては怪人が倒せない…。ここはまずブラックを探すのが先決だ。よしっ!みんなっ!ブラックを探すんだっ!」レッドが指示を出す。
「おうっ!」
残りのが叫ぶ。
「ヘドロンガ!もし15分経って私達が帰らなかったら、この戦いは後日延期にして欲しい」
一方的な言い分のレッド。
「え?あ、ああ・・・」
押し切られたヘドロンガ。
スパークレンジャーが散り散りにブラックを探しに行く。
「・・・」
ヘドロンガ。
「・・・」
置き去りにされたのんびり屋のイエロー。
イエローが口を開く。
「ごめんねぇ」
ヘドロンガ。
「あ、ああ・・・」
何とも言えぬ意味不明な虚無感・・・。
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