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家に着くと悠斗はもう部屋にいた。
「悠斗…?」
「まぁ…座って…」
見たことのない表情の悠斗
なんか恐いよ…
「なに…?」
私は心配そうに言った。
「お前…
そんなに俺のこと嫌いか?」
「…どうゆう意味…?」
「色々聞いてん…
お前が俺と別れたいって言ってるって。」
麻里だろう…私は確信した。
元々、麻里は悠斗に気があった。
それは見ていてわかっていた。
でも、ここまでするなんて…
「…麻里から聞いたん?」
「…やっぱりほんまなんか?」
やっぱり…?
何それ……
「悠斗は麻里を信じるんやね…」
「いやっ…
麻里ちゃんの彼氏とお前が寝たって言うし…
それを泣きながら話してた…
麻里ちゃんの彼氏とも話したんや…
じゃーお前と寝たって。
お前とベッドで二人で写ってる写真みせられた」
私は悠斗の言葉にハッとした……
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