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「やめろ!美優は何も悪くないやろ!
お前らのせいで俺らがどんなに苦しんだかわかるか?
自分が何をしたかよく考えろ!
俺らを騙して、自分の子供まで騙そうとしてるお前は最低や」
「うるさい!
子供なんて最初からいらなかった。
都合よくできたから…
だから…」
泣き出した彼女は寂しげな目をしていた。
「嘘…
子供がいらないなんて嘘やろ?
これ見たらわかる…」
私は彼女の机にある一冊のノートを手にとった。
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