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私は唖然としながらもこの胸に何かジーンとしたものを味わった。
初めての気持ち…
これは一目惚れ…?
いや…それ以上の何かがあった。
何かがわからないけれど
一瞬にして悠斗に惹かれている自分がいた…
『いいよ…』
私の口はそうつぶやいていた。
この人なら…
根拠はないけれど何故かこの人なら信じれるかもと思った。
「え゛っ!?」
ビックリしたのは昌樹だった。
昌樹は私の今までの男への態度を見てきているから、まさか私がすんなり受け入れるなんて思っていなかったと思う。
昌樹は興奮したように
「悠斗!やったな!
あの美優が…
こんなこと奇跡やぞ!」
悠斗は力が抜けたように微笑んで
目には涙を浮かべて
「俺が絶対幸せにしたる」
そう言ってくれた…
それが私達の出会い。
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