禁断の書物

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そしてそれから3ヶ月,R3A(理数科三年A組)で授業を受けているマサトも単語王を信じる1人であった。マサトは成績は悪いものの努力家で特に単語王だけは欠かさず毎日見て勉強していた。 授業が終わり昼休みに入るとマサトは単語王を開き笑顔でそれを眺めるのだった。 「やっぱ単語王っていいよなぁ♪」 そんなマサトの隣に座っているシンヤがそうつぶやいた。彼もまた単語王の信仰者だ。 「あぁ,これ以上の英単語帳なんか無いぜ♪」 マサトはその言葉に共感し二人で単語王をながめそして二人目を合わせてニッと笑った。
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