禁断の書物
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「おい,お前ら!落ちた奴がいるってことは受かった奴はカンニングしてるってことだよな?」 ホーリーは理屈のとおっていないセリフを目を見開き言い放った。生徒達はビクビクしながらホーリーの話を聞く。 「全員!2500の単語!!それぞれ20回ずつちゃんと書いてから帰るんだぁ!!」 計50000語。不可能だとマサトは悟った。ホーリーはズンズンと足音をたて教室を去っていった。
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