「覚り」の制御訓練

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仍徑「え?」 仍徑はあまりにも衝撃で言葉につまった 麻寐「・・・私は神、そしてもともとこっちの住人で外来人ではないのよ。そしてあなたをここに連れてきたのは私の気まぐれなのよ。いままで黙っててごめんなさい」 仍徑「ああ・・・そうだったのか。でも楽しいことが、麻寐のおかげでこういった出会いが出来たのかもしれないな」 麻寐「・・・そう言ってくれるなんて貴方はやっぱり変わっているのね」 仍徑「その言葉さとりにもいわれたな。でもそれがおれらしいか・・・」 麻寐「・・・そうね」 仍徑は笑った 麻寐「・・・仍徑をここに連れてきて正解だったかもしれないわね」 麻寐は呟いた 仍徑「おっと。無理でも寝ないとだめだなぁ」 麻寐「・・・もどりましょう」 二人は寝室へ戻った
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