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仍徑の心(意識)の中
仍徑「・・・誰もいない。ああそうか、おれは心のどこかでこのことを望んでいたのかもしれないな」
仍徑はそんなことを言いながら歩いていた
仍徑「あ・・おれの家。懐かしいな・・・おれはここに住んでいたんだな。でも今はちがう・・・」
仍徑は家の扉を開けた
ガチャ・・・ギィィ
家に入るとまた空間が歪んだ
仍徑「歪んでる・・・次はどこにでるんだ」
空間が元に戻った
仍徑「辺りが暗いな。ん?あれはなんだ?」
仍徑の前には椅子に座っている何かが目に映った
仍徑「人間じゃなさそうだ・・・あれが覚りか・・?」
覚り「お前が我の眠りをさましたのか?」
仍徑「まぁ、そんなとこかもな。あんたが覚りか?」
覚り「そうだ。我が覚りだ。そして我と戦え。見事勝てば我の力をお前に授けよう」
仍徑「ああ・・こちらはそのつもりで来たのでね・・」
覚り「ほう。ならば汝の力我に見せてみよ!」
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