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永遠亭
こいし「ん・・・んー、あれ?ここは永遠亭・・・?」
永琳「意識が戻ったのね」
こいし「うん。皆は?」
永琳「まだ戦っているわ」
こいしは無理に体を起そうとする
こいし「痛!あたた・・・痛いなぁもう・・」
永琳「当り前よ。いくら麻寐の治療があるといえど傷が深いんだから安静にしてなきゃだめよ?」
こいし「う~・・・あれ?お燐は?」
永琳「あの子なら戦っているわ」
こいし「でも、お燐は・・・」
永琳「それは本人の思い込み。あの子は強いわ」
こいし「・・・わたしもそう思うわ」
鈴仙「師匠!仍徑さんに異変がありました!」
永琳「どんな異変かしら?」
鈴仙「いきなり腕から大量の血が・・・」
永琳「そう・・もう少しね」
こいし「仍徑は死んじゃうの?わたしはそんなのいやだよ・・・?」
永琳「安心して。死なないわ。大量に血が出たのは仍徑が心の中で戦っていて圧している証拠なのよ」
こいし「心の中・・・?」
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