覚りの力の強化

27/36
前へ
/199ページ
次へ
仍徑「やはり一時的に力は落ちるんだな」 永琳「副作用はつきものよ」 仍徑「そうだよな」 さとり「前々から気になってたことがあるのですが、仍徑さんは私たちと同じさとりの妖怪ですよね?心は読めないのでしょうか?」 お燐「それあたいも気になってた」 こいし「そういえばそうだよね、でも第三の瞳ないよ?」 仍徑「ちょっくらやってみるか」 仍徑は集中した 仍徑「・・う~ん、読めないみたいだな」 こいし「あたしと一緒だねー」 こいしはなにかとしら嬉しそうに言った さとり「そうですか」 永林「心は読めないと思うわよ?」 永林は言う 仍徑「どうして?」 永林「それはね、仍徑は覚りの妖怪で貴女達は悟りの妖怪だからよ。悟りは心を読めるけど覚りはまた別よ」 さとり「では、覚りとはいったいなんなのでしょうか?」 永林「覚りは知らなかったことに気づくこと。つまり仍徑の隠された力を覚った故に覚りってとこかしら?」 永林は少し曖昧気味に答えた さとり「そういうことでしたか」 こいし「違うさとりだったんだね」 仍徑「そうだったのか」 三人は納得した
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!

110人が本棚に入れています
本棚に追加