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麻寐「・・・これ以上のんびりしていられないわね」
さとり「渡したいものがあるから少しまっててください」
さとりは奥の部屋へいきすぐにもどってきた
手には薬らしきものが握られていた
仍徑「これは?」
麻寐「・・・これは私と一緒に作った薬ね」
さとり「永遠亭で調べてもらったのですが、この薬には仍徑さんの妖怪化の進行を僅かですが遅らせれます。しかし副作用で速くなることもあるとのことです」
仍徑「もらってもいいのか?」
さとり「はい、でもいま飲む必要はありません」
麻寐「・・・飲むタイミングが一番わかるのはあなたね」
仍徑「少なくともまだ大丈夫かな」
麻寐「・・・とりあえず永遠亭に行こうかしら」
仍徑「そうだな」
さとり「よろしければ私も連れていってくれませんか?」
麻寐「・・・留守にしても大丈夫なの?」
さとり「留守にしても心配はないのですが・・・」
少し言葉に詰まった
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