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ｺﾝｺﾝ
こいし「仍徑？」
仍徑「あぁ、入るよ？」
こいし「うん」
部屋に入った
こいし「傷はもう大丈夫？」
仍徑「ああ、傷はもう完治したよ・・」
こいし「えっと、その・・・ごめんね、私のせいで・・」
こいしは言葉につまりながら謝った
仍徑「謝るのはおれのほうだ、みんなを傷つけてしまったんだから・・・」
こいし「みんなならもう大丈夫だよ、だから気にしないで・・・」
仍徑「でもやったのはおれ自身だ・・・」
こいし「私たちは忌み嫌われ地底に住んでいるの、でも仍徑は初めて会ったにもかかわらず仲良くしてくれた、そのことにお空もお燐もお姉ちゃんも私も嬉しいの・・・だから自分をせめないで」
仍徑「・・・・・・・」
仍徑は黙って聞いていた
こいし「だから今のあなたに出来る最大の償いは私たちと一緒にいること・・・」
こいしは少し下を向いて言った
仍徑「・・・おれは地底のみんなが好きだ・・・こいしがそう望むならおれはその願いを叶えるしかない・・・」
こいし「嬉しい・・・ありがとね」
こいしは泣いていた
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