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仍徑「・・・ふぅ、今日は大変だったなぁ」
ため息を漏らす
仍徑「だれかいるのか?」
鈴仙?「へぇ、鋭いんだな」
仍徑「お前はあの時の」
鈴仙?「覚えていたのか、嬉しいねぇ」
仍徑「あんた何者だ?」
すると鈴仙?の体は煙に包まれた
猶謐「おれは猶謐だ。仍徑の分身みたいなものだ」
仍徑「なに・・?なら何故あの時おれを狙った?」
猶謐「狙っちゃいない。正確にはお前の力を見るためだ」
仍徑「何のために」
猶謐「あんたの体内に潜む妖怪を制御できるかのだ」
仍徑「覚りのことか?」
猶謐「そうだ」
仍徑「何故知っている?」
猶謐「おれはお前の分身だ。すべてわかる」
仍徑「それでどうするつもりだ?」
猶謐「簡単なことだ。明日覚りの制御訓練がある、ただそれを伝えにきただけだ・・・」
仍徑「なに?制御訓練だと?」
猶謐「明日になればわかることだ。また会おう」
猶謐は消えてしまった
仍徑「なんなんだ一体」
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