神様

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神様… 私は神様なんか信じていない でも 今この街中で 一人歩きながら 明るい街灯の向こう 暗い夜空を見上げ 唱えたくなった 神様… 私にとったら 姿の見えないあなたより 風や水や火や土や そういう見えてるものに命が宿ってる方が 説得力は断然あるのです 神様… 神様は人間の心の支え 支えとして象徴が必要な時の存在 私はそう思ってる 神様なんていない もしいるなら 世界の悲しいことも 世の中の怖いことも 起こらないはずだもん でも神様… 私は思いました あなたが心の支えというだけならば 象徴としてあるだけならば 世界の絶対神の神様を信じる人たちほどに私はなれないけれど 私が信じてもいいと思う 風や水や火や土や それを私の心の支えというならば 神様… あなたの存在も信じてもいいかもしれないと
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