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「思わず逃げ出したくなる顔ね…。いい男台無しよ?まぁ私はそんな刹那が、SU☆KI♪」
「さて、行くか」
見事なまでのスルーをキメて刹那は歩き出す。
体をくねくねさせて夢世界へ旅立っている。近くを通ろうとしたどこかの主婦は、理名の方を一瞬見て道を引き返した。
そして数分後、我に返った時はもう、どこからか悲鳴が聞こえていた。
「さて、あの馬鹿が言うにはこの辺りか。
おーい。雑魚どもー!さっさとお縄につきなさ」「誰が雑魚だって?」「単純だな…」
見ると周りには不良がうぞうぞと約百人
皆さん手にはナイフ、拳銃。そして何故か大砲。
「大砲…重くねぇか?」
「なんのこれしき!」
重いらしい。ちなみに大砲を「持って」いる馬鹿は約一名のみ。残りはみんな地面に置いているうえ、持ってる奴の方をあまりに痛々しいらしく、見ようともしない。
ただの孤立存在である
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