世界と神

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「要するに… 許可の力を手に入れたから、能力者を【許可】したら、能力者が生まれしまったと…? しかもそれが約180年前で、今9代目と…」 ↑ってこと 「はいぃ… でもでも、負けたのは始めてだけどぉ…」 まぁ…世界を変える能力だしね… それこそ世界の意志と同等の能力者じゃないとね 「それはそうと… 近いッスぅ///」 只今の体勢、壁にもたれて座った状態の理名に刹那が息がかかる程接近中。 「理名の能力は詠唱と一つの物に一つの命令ってのが条件でしょ? じゃあ詠唱と同時に口を塞げばいい。 見ず知らず、しかも能力者に唇奪われたくないでしょ? ちなみに能力で物理的にも動けないようにしたから」 理名は試しに動こうとするが、腰が抜けたように体は力が入らない。 ちなみに、理名が言い淀んだのは、刹那が少しかっこいいから。 それを聞いて、「わざとキスを…」と考えてしまい、理名は真っ赤になってる 「これから私をどうするんスか…?」 微妙な体の危機に、少し怯えて理名は聞いた。
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