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怒ってかんかんになってしまったカンコ君はニホンちゃんを少し懲らしめてやろうとない知恵を絞って考えました。
そしてカンコ君は目を真っ赤にしながらニホンちゃんの胸倉をつかんでこう言いました。
「もう怒ったぞ!もし僕が教科書忘れてももうおまえなんかから見せてもらったりなんかしないぞ!
もうおまえとは遊んでもやらないし、おまえとなんてもう話してもやらないぞ!
ついでにこの事は他の友達にちくってやる~ざまあみろ!」
カンコ君がニホンちゃんにそう言うとニホンちゃんは冷静にこう言いました。
「あたし、いままでカンコ君とそんなに話したことないし、遊んだ事もないけど・・・・
友達にちくってやるって・・カンコ君いったい誰にちくるの?」
少しの沈黙後カンコ君は小さな声で
「・・・・・・・・・せっ先生ぇぇぇ」
とつぶやくと大きな声を出して泣き出しました。
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