第一章

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「お母さん…元気?」 渚の家の電話でお母さんに久しぶりに電話をかけてみた。 「……元気。」 げんなりとした声…どうやらまだ元気じゃないようね… お母さんはお父さんが死んでしまったいう事実を葬式で感じてからこんな状態になってしまった…。 私自身もいつも優しくて大事に思ってくれたお父さんが二度と戻ってこない事実を身を持って感じて…私も言葉を失い…現実か夢かわからなくなってきていた…。 そしてお母さんは新しい仕事のために私を連れてアメリカに行った。
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