小説

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「父上」   口の端を吊り上げて笑う愛しの我が子を見て以前の花の様にふわりと笑う顔を懐かしんだ   「デートしに行こ」 酷く楽しげに少年は言った 親に向かって(養子だけれども)(しかもよりにもよって父子ともに男だ!)デートに誘う子供が居るなどジェイドは聞いた事が無い まぁ目の前に存在してしまっているのだから現実と向き合うしか無いのだが   軍に所属している所為か はたまた彼の死霊使い等と呼ばれる性格の所為か 色恋沙汰とは距離を置いていた   彼は今まで愛という感情を持ち合わせていなかった   その為か自分がこの子供(息子でも有るのだから尚更質が悪い)に対しての感情が何なのかが理解出来なかった           J←L親子パロ(若干スレルク)
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