4・・・2回の攻防

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上地が三盗を試み成功させた。これで無死三塁 斉「意外だったわね」 岩「すいません、油断してオレのミスです」 斉「気にしないで。こっから私の武器で火吹かせるから」 岩「ウス」 と話しながら 岩「(何か、何かをあの人や、風間さんや木下さんとかから感じる・・・。「オレ達」と似たような「何か」を・・・)」 斉藤は庄司を2-1と追い込み ヒュッ 庄「!?」 審「ストラック、アウトー!」 庄「何だ、あの球は!?変な落ち方したぞ」 ア「6番 セカンド 風間 背番号1」 竜「通算打率6割か・・・。よし」 岩「(コクン)」 竜雄は岩坂に外野から直接指示を送る。すると 岩「(スチャ)」 風「敬遠か」 木「え、ちょっといいの?」 渋「多分、ボクがタツと同じ立場ならこうする」 上「俺もするかな」 木「えー!?」 審「ボールフォア!」 客「ブーブー」 ア「7番 センター 小島 背番号8」 小島の登場曲は自らのユニットの曲 客「歌の通り決めろー!」 竜「ここで一気にゲッツーだ」 斉岩「OK」 ヒュッ 小「おりゃ!」 キン 赤「・・・」 バシッ 風「ここだ!」 ズサーッ 赤「・・・甘いぜ」 風「!?」 ヒュッ バシッ 塁「アウトー!!」 小島の打球はゲッツーとなり、3アウト。竜雄の作戦は見事に成功となった。そして、風間は・・・ 風「なんつーセカンドだ。捕ってすぐにベースを踏んで、一旦離れた。妨害のしようがない・・・」 と回想し 風「これが草野球の一線で活躍している人のプレーか」 と誰にも解らないようにニヤける すると・・・ 水「あんた、あそこで盗塁とかしなさいよー」 とベンチ上から叫んでいるのは・・・ 風「水穂か・・・。しょうがねぇだろ。ヘタに走れんさ」 水「そりゃそーよね。盗塁の関係ない打順しか打ってないから」 風「・・・言ったな。決めてやろーじゃねーか」 和「ストップ、守備に就くぞ」 風「わーらってるよ」 2回終了 A3-0ヘ
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