†サキュバス注意報†

17/19
前へ
/19ページ
次へ
するとサキュバスは少し俯きながらこちらに歩み寄ってきた。 「………知りたいか………?」 そうボソリと呟くと、俺の胸に自分の手を当て艶めいた目でじっと見つめてくる。 「あ…あぁ…」 いきなりの行動に驚き俺の心臓バクバクと跳ね上がった。 その事を知ってか知らずか、サキュバスの顔は少しずつ少しずつ俺の唇へと近づいてくる… その状況から逃れようにも後ろは壁… サキュバスの顔はどんどん近づいて、吐息が頬を擽る。 唇が触れそうで触れない位置までくると俺は自然と目を瞑った。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

471人が本棚に入れています
本棚に追加