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…のぅのぅ…
「なんだよ!話しかけるな!今忙しいんだから!!!」
俺は汚れた下着を洗い流し、新しい下着へと履き替えた。
…お主‥遅刻するぞ…?
「そんなバカな話あるか!俺は今々起きたばっかりなんだ…ぞ‥」
俺は部屋の壁掛け時計に目をやった。
…8時12分………
「えっ!?何でだ!!?」
確かに俺はさっき目覚ましの音で起きたはず………
ベッドの枕元に置いてある目覚まし時計を手に取り有る事に気付いた。
…設定時間が8時になってる………いつもなら7時にしてある筈なのに………
…こんな事する奴はこの家に一人しかいない…!
「…お…お前なぁ…!!!」
ワナワナと怒りがこみ上げ、手にしていた目覚まし時計の表面にひびが入る。
えへへっ☆
バレちゃった?
「バレちゃった?じゃねぇ!!!お前絶対帰ってきたらぶっ殺す!!!!」
そう言い放つと俺は急いで支度をし、家を飛び出した。
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