471人が本棚に入れています
本棚に追加
「橘くん!!君は近頃たるんどる!!!!最近遅刻ばかりじゃないか!それにこの前の接待のときだって…グチグチ…グチ…グチ」
~20分後~
「…はぁ…やっと解放された…ったく!5分しか遅刻してなかったのに課長の説教のせいで大幅に時間取っちまったじゃねえか!」
俺は罰として管理課に書類を届けに行くよう言われ、仕方なく管理課へと向かった。
「すみません…企画課の橘です。書類を持ってきました…」
女子社員「あ!有難う!今手が空かないの!悪いけどそこの机の上に置いておいて頂戴!!!」
何やら管理課の女子社員達は慌ただしく動いていた。
「は…はい…失礼しました。」
俺は言われた通り書類を机の上に置き管理課を後にした。
「はぁ~…帰ったらまたあの鬼課長に睨まれながらデスクに向かうのか…めんどくせぇなぁ………」
俺はトボトボと部署までの道のりを歩いていると、少し行ったところに我が社のマドンナ。
秘書課の内田 奈々(うちだ なな)が困った顔で何かを探していた。
最初のコメントを投稿しよう!