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高校に入学してから、正確に言うとハルヒがSOS団を立ち上げてからだが、俺の生活はすっかり変貌を遂げてしまった。
ドジで可愛い未来人、無口な宇宙人的アンドロイド、胡散臭い微笑み超能力者、そしてハルヒ。
このおもしろキャラのカルテットによって俺の日常は、決して消えることの無いペンで非日常へと書き換えられてしまい、その後様々な異変に巻き込まれることとなった。
しかし俺がそれを迷惑だと感じていかというと、そうではない。
そりゃ最初は戸惑ったさ。考えてもみてくれ、道を歩いてたらマンホールに落ちて、地底世界にたどり着いたようなもんだ。ネコ型ロボットもびっくりな展開だ。
でもまあ、その世界は格別に楽しかったわけだ。俺はそれに気付くまでまでマヌケにも半年以上の時間をすごしたがな。
そして俺がその世界を楽しいと自覚してから数か月後、今まででも最大級の異変が起きた。それは俺とハルヒの五月以来まったく進展しなかった関係を、一気に頂上へと押しやってしまった。
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