夢と本と現実を…

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「…」 「タツヤくん!タツヤくん!起きてくれ!」 枕元で声が聞こえる… 慌てて目を覚ました… 「ん~ん…」 僕は目をこすりながらまわりを見回してびっくりした… そこにはヒーローが立っていた… 「僕を読んだのは君かい?」 「え?」 「絵本を開いて、ヒーローになりたいって強く願ったろ!」 「うん…」 その時…そのヒーローが絵本の中から消えている事に気がついた。 「あっ!ヒーローだ!」 「そうだ!私はヒーローだ…悪いやつをやっつけるのさ!」 「おー」 僕はヒーローと友達になった。
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