心~初めて開けた開かずの扉~

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気付いてしまった 自分の心に 閉ざしていた扉が開いた からっぽの心が 満たされてゆく 暖かい愛情に似たものに 包まれていく 乱される 自分の壁を 初めて壊したから 戸惑っている 言葉はもういらない 癒されていく その優しさと 素直な心に 純粋さを忘れてない 俺の心 守り続けてきた 演じる事で違和感すら与えない 完璧な演技で 今までの人生で培ってきたもので 今まで壊れたり 外れた事はないもの いとも容易く その壁すら外してしまう 君は一体何者? 今まで一度も 外した事がなかったから こんな気持ちは初めてさ この考えが 過ちを繰り返す事になっても もう逃げないから 俺の壁を越えてきた子が ここに居たから 誰にも見せた事のない自分 初めて見せてしまった時 心は満たされていって 嬉し涙さえ流していた そんな自分に戸惑ったが やっと見つけた 自分の心 強がりでも演技でもない 自分の心 君は俺を拒まずに 俺の居場所さえ 作ってくれる 俺の持っている心 君の感じている心 それが触れ合えるのが必然なら 俺の心は枯れてられない 吸われた生きる力を 君が俺にくれるから 皆 違う考え 皆 違う外見 皆 違う心 全ては運命のままに それを切り開く力も 自分の行動次第で 新しい運命と 出会える 俺の新しい扉の先に 何があるのか解らないケド この壁を外した新しい自分 見つめ続けたい
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