四季彩

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春の息吹の中で 桜の花びら舞う頃 桃色の思い出たち 出会いと別れ 夏の暑さに誘われて 潮風なびく夕焼けに 青空の下輝いて 一瞬のために 色とりどりの思い出の中で 楽しく過ごす事が 自分にとってどれ程 今に繋がるの? 忘れたくない 忘れられない そんな思い出の数々は 桜に刻まれてゆく 舞い散る花びらのように 笑顔溢れる 涙溢れる そんな青春の日々は 海が包み込んでゆく 波にさらわれながら 秋の淋しさ噛み締めて 落ち葉踏みしめ歩む道 セピア色に彩られて 溜め息の日々 冬の寒さに凍えながら 一年の終わりを感じて 白い雪がくれる景色 幻想的で 情緒溢れるこの季節の中で 冷たい風が吹いても 心の中の暖かさ 教えてくれるから 悲しくて 切なくて 枯れ木のような自分を 紅葉が彩ってくれる 落ち葉のように 凍えそうで でも暖かくて イベント多しこの季節 人の温もりを感じながら 雪が彩る 四季のくれるプレゼントは いつも 時に淋しく 時に幸せで その人次第に色付いてゆく 色彩
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