506人が本棚に入れています
本棚に追加
1943年2月1日、長門艦橋。明日午後には遠路日本輸送船団が到着予定である、長官、アメリカは何度か魚雷挺で攻撃して来ましたが全て排除しています。ニミッツはお手上げだろう、カウアイ島に近づく事さえ難しい、月光が常にカウアイ島沿岸に張り付いてる。はい、駆逐艦も十数隻カウアイ海峡に配置してます、敵基地ミッドウェーとウェークからは支援戦闘機無しで数回、爆撃機だけで全て排除したと。君がニミッツなら作戦はあるか?・夜間小型挺で上陸し・・無理です、ありません・・・山本は権蔵の話を思い浮かべた、今日はガダルカナルを撤退した日、戦没者2万の殆んどが闘う事さえ出来ず餓死した・・・真珠湾指令本部、小型挺だけでは手の内ようが無い、島に上陸しても敵は船、何度か魚雷挺を出したが全て雷電に阻止され、対空砲を設置すれば即攻撃され、日本軍が攻撃して来ない事には闘う手段が見い出せない。アメリカ本国は日本から講和を求められ、大統領の戦争継続派と講和派に分かれ、ニミッツは放置されていた。今の所、日本はハワイ攻撃を停止していると・・・
最初のコメントを投稿しよう!