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２月末、カウアイ島ハナレイ湾。栗林少将、要塞基地化は順調ですか。必要な事が有れば何でも私に。山本長官！全て順調で有ります！隣島ニイハウ島に戦艦が一ヶ月間砲弾を撃ち込んでも耐えれる様、島内部でも抗戦出来る様に資材重機も充分で有ります！ハワイ諸島最北端のカウアイ島の隣２５キロにある細長い島、横２５キロ縦３キロのニイハウ島に着々と軍港施設や飛行場も突貫工事で進んでいた、アメリカ本国の喉元に要塞基地を作り栗林少将に守って頂きたい。しかし日本からは６０００キロ、高速艦隊でも４日以上は掛かる。山本長官も要塞守備適任者の人選に悩んでいた、権蔵さんは躊躇無く彼を推薦した、状況は硫黄島とは全く違う、玉砕など絶対させん。第二艦隊は輸送船団を安全海域迄護衛、ミッドウェー空爆後グアムにてニューギニアと日本の海域の治安にあたる・・今、山下陸軍大将がニミッツに降伏を求めている、大将はその自信が何処から来るのか兎に角強気で、ニミッツに降伏を促す、既にニミッツは本国から見放され選択肢は無かった。ニミッツは本人の希望でオーストラリアに退却、もうアメリカには戻れない・・・大統領！ハワイが降伏しました！アメリカ軍は全員本国に送還、ニミッツはオーストラリアに・・スプルーアンスを呼べ、彼が長官だ！難とか先日はアイゼンハワーを抑えたが、次は私も危ない。ヨーロッパ戦線は徐々に連合国が物量作戦でドイツを押し返している、東洋の猿共に何か起死回生の作戦を・・スプルーアンスを至急此処へ呼んでくれ。ハワイから４５００キロ、日本軍が近づく・・・・
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