釧路奇襲1943年

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11月23日早朝6時、ロシア、カムチャツキー港にアメリカ太平洋艦隊が停泊中、旗艦サウスダコタ、寮艦インディアナ、ミシガン、イリノイ、45センチ主砲3連砲4基計12門、最大速度33ノット、大和級より大型な弩級戦艦4隻が、エセックス級空母ボストン以下6隻、護衛空母2隻、巡洋艦6隻・・・今、燃料を補給したアメリカ太平洋艦隊は港を後にする。此所から択捉島日本軍基地迄1000キロ、択捉島から釧路迄400キロ。釧路が射程圏内に入る迄30時間。鋼の巨人が次々と動きだす・・・旗艦サウスダコタ艦橋、スプルーアンス長官!発艦準備整ってます!航空攻撃隊発艦!敵、択捉基地及び航空機を殲滅!発艦後全速前進!護衛空母に連絡、敵航空機の攻撃に備え全機発艦。各艦空襲に備えるよう、以上!次々と戦闘機サンダーボルトが発艦、500キロ爆弾を腹に抱え新型爆撃機ヘルダイバーが飛び立つ。此から日本本土に連続攻撃を行う。上空にはサンダーボルト50機が直援している、第一攻撃隊80機が紺碧の海を這う様に低空で飛翔する・・・択捉航空基地、天山より連絡!敵航空機らしき機影50機以上北東より択捉方面に接近中、距離400キロ!空襲警報が鳴り響く!操縦士が飛行場に飛び出す、まだ情報が錯綜したまま次々と零戦で飛び立って行く・・・・高尾航空基地飛行場、郷田が戻って来る、笑うしかねぇべ・・何だ奴ぁ・・あいつ俺にくれんの?隊長に是非!他の隊員達も同様に驚嘆した・・突然、空襲警報が五月蝿く響く、マニラから攻撃機らしき機影100機以上此方に向かってきます!距離800キロ!俺ぁ、あいつで行くべ・・・・
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