第1章

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しかしそんなこと気にすることなく斬り付ける 「くそ!」 一撃を防いでも、すぐに次の一撃が来るため上手く態勢を取れない アリーヤ 「人間よ、無力とはどんなものか思い知れ」 アリーヤは騎馬が怯んだ隙に渾身の蹴りをお見舞いする、石の床を鎧がすべり火花が散る 「かはっ!!」 レナス 「アリーヤお姉様、少しは手加減をしたら・・・」 アリーヤ 「もう終わった、分かったかフレイア?人間とはこんなものさ」 フレイア 「そうかしら?自分の目で確かめてみたら?本当に終わったかどうか」 アリーヤが後ろを向くと、騎馬は起き上がっていた 「いてぇじゃねぇか・・・ったく」 やっと起き上がりまた構え直す アリーヤ 「人間よ、その努力は認めよう・・・しかし!」 またも間合いを詰めるアリーヤ アリーヤ 「どんなに足掻いても埋まらない差はある」 剣を横に振るが、アリーヤの剣は騎馬には当たらない アリーヤ 「!?」 「何か、すげぇ」 騎馬はアリーヤの一瞬を越える速さで跳躍していた アリーヤ 「バカな!人間にあんな力があるわけ・・・」 「今度は俺から行くぜ!」 天井まで飛んだら、騎馬は天井を蹴り一気にアリーヤに迫る
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