第1章

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「そうだな、そうするか」 騎馬は立ち上がり教室を出る、その後にレナスもついていく 「さぁ行くぞ!!」 クラスメイトAを筆頭にほとんどの生徒が1組から出て行く 「お、おい授業・・・」 先生は最後まで頑張って呼び続けるが意味なし 「やっぱサボるなら屋上が一番!!」 色々と案内し終わって屋上でボイコッ・・・休憩中 レナス 「なるほど中々見晴らしがいいな」 「そりゃあ、ここは丘の上にあるからな」(レナス、本当にこんなことしてていいのか?) (最初は様子見だ、それから動きだす) 「そうだ!まだ自己紹介してなかったな、俺は拓海だ」 「よろしく、拓海」 拓海 「2人ってどこら辺に越してきたんだ?」 「そうだな、確か・・・」 (助けて・・・) 「!?」 騎馬の耳に擦れた声が聞こえたが、誰もそんな人はいない 拓海 「どうした?」 「いや、何でもない」(気のせいか・・・) レナス 「・・・」 レナスは真剣な眼差しで空を見つめる レナス 「始まったな・・・」 その呟きは誰の耳に入ることもなく、風に流された
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