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「レナス、今日変な声が聞こえたんだが」
家に帰り、今日あった出来事をレナスに話す
レナス
「変な声か・・・」
「あぁ、擦れた声で・・・少し気味が悪かったな」
レナス
「テレビを点けろ、何かやってるかもしれない」
騎馬がテレビを点けると丁度今日一日の出来事を放送していた
『今日の10時25分頃、○○市の裏通りで通り魔が発生しました、現場に中継します』
「通り魔か、ここじゃないな・・・どこだ?」
『こちらは通り魔が発生した現場です!現場にはまだ生々しい跡が残っています』
カメラはしっかりと映像を写している
レナス
「これだな」
「何が?」
『被害者は女子高校生の・・・さん16歳です』
「10時25分・・・だいたい俺があの声を聞いた・・・」
レナス
「分かるか?騎馬」
「まさか・・・あの声はこの娘の!?」
レナス
「そうだ、騎馬が聞いた声はこの娘の声だ」
「なぜ教えなかった!?教えてくれれば」
レナス
「助けられたと思うか?一度もやったことのない騎馬が」
「く・・・」
レナス
「これは様子見だ、焦るな罪人は私たちから逃れられない」
『被害者は軽傷を負ったものの命に別状はないということです、なお犯人は未だ見つかておらず、この事件は一連の通り魔が関与していると見て調べています、付近の皆様は出歩くときは十分にお気を付けください』
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