第2章

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マンションの屋上 「おい、まさかその羽で飛んでいくつもりか?」 レナスと騎馬は鎧を装着して、レナスにいたっては背中から羽が出てきてる レナス 「これならすぐ行ける、さぁ行くぞ」 「待て待て、そんな羽俺はないぜ」 レナス 「イメージすればいい、羽があることを」 「何でもイメージすればいいのかよ・・・」 レナス 「今だって簡単に鎧を着ることが出来た、それと同じだ」 「イメージねぇ」 レナスの羽を見ながら何となく形をイメージする レナス (見せてみろ、お前の力を) 騎馬の背中から一対の巨大な羽があらわれる 「出来た」 レナス 「行くぞ、出来るだけ人目につかないように飛ぶ」 羽を少し動かし、2人は屋上から飛び立つ 「不思議な感覚だな」 空を滑空しながら下を見る レナス 「その内慣れる、もっと速く飛ぶぞ」 さらにスピードを上げるため、羽をはばたかせる 「どれくらいで着く?」 レナス 「このままだと、あと10分程度だ」 「もう少し速くするか」 レナス 「調子に乗るな、太陽に近づきすぎた天使は羽を焼かれるぞ?」
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