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「了解」
巨大な羽を揺らしながら目的地をめざす2人
「ここだな、現場は」
現場には生々しい血の跡が残っている
レナス
「何か感じるか?カーストナイト」
「特に何も」
血の付いた壁を指先でなぞる
(痛いよ・・・助けて・・・)
「いや、何か聞こえてきた・・・」
レナス
「それは被害者の悲しみの声だ、それを辿れば罪人にいきつくはずだ」
「どこだ・・・どこにいる?」
目を瞑り集中する、そうすると騎馬の頭のなかに誰かが浮かび上がる
「見えた」
レナス
「探しに行くぞ」
「あとは警察にでも頼めば・・・」
レナス
「何のためにカーストナイトの称号と証を授かった?お前が見つけ、浄化しなければ意味はない」
「だが見つけても、人前じゃ」
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