第2章

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「了解」 巨大な羽を揺らしながら目的地をめざす2人 「ここだな、現場は」 現場には生々しい血の跡が残っている レナス 「何か感じるか?カーストナイト」 「特に何も」 血の付いた壁を指先でなぞる (痛いよ・・・助けて・・・) 「いや、何か聞こえてきた・・・」 レナス 「それは被害者の悲しみの声だ、それを辿れば罪人にいきつくはずだ」 「どこだ・・・どこにいる?」 目を瞑り集中する、そうすると騎馬の頭のなかに誰かが浮かび上がる 「見えた」 レナス 「探しに行くぞ」 「あとは警察にでも頼めば・・・」 レナス 「何のためにカーストナイトの称号と証を授かった?お前が見つけ、浄化しなければ意味はない」 「だが見つけても、人前じゃ」
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