第2章

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レナス 「何も今やれとは言わない、後をつけて夜を待つ、行くぞ」 「分かった」 2人は路地裏から大通りへ出る レナス 「手分けして探すか?」 「レナスは通り魔の顔知らないだろ?」 レナス 「そうだったな」 「じゃ行くか」 人込みに混ざり通りを歩く レナス 「罪人はどんな奴だった?」 「別に普通の奴だよ、特に憎たらしいわけでもないし、同情するようなやつじゃない」 レナス 「そうか、それは良かった」 「何でだ?」 レナス 「同情されて罪人を浄化出来ないようじゃ困るからな」 「罪人ね・・・同情なんかしないさ、する気もないしな」 レナス 「そうか」(誰かつけてきたぞ) (分かってる、次の細い路地に入って誘い込む) 2人は何もないような顔で路地に入る、後をつけている人間もついてくる 「誰だ?」 路地の両脇から2人が出てくる ? 「・・・おまえら、さっき現場にいたな」 「何のことだ?」 ? 「しらばっくれるな、犯人は必ず自分の犯行現場に戻ってくる」 レナス 「私たちが犯人だとでも言うのか?」
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