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レナス
「何も今やれとは言わない、後をつけて夜を待つ、行くぞ」
「分かった」
2人は路地裏から大通りへ出る
レナス
「手分けして探すか?」
「レナスは通り魔の顔知らないだろ?」
レナス
「そうだったな」
「じゃ行くか」
人込みに混ざり通りを歩く
レナス
「罪人はどんな奴だった?」
「別に普通の奴だよ、特に憎たらしいわけでもないし、同情するようなやつじゃない」
レナス
「そうか、それは良かった」
「何でだ?」
レナス
「同情されて罪人を浄化出来ないようじゃ困るからな」
「罪人ね・・・同情なんかしないさ、する気もないしな」
レナス
「そうか」(誰かつけてきたぞ)
(分かってる、次の細い路地に入って誘い込む)
2人は何もないような顔で路地に入る、後をつけている人間もついてくる
「誰だ?」
路地の両脇から2人が出てくる
?
「・・・おまえら、さっき現場にいたな」
「何のことだ?」
?
「しらばっくれるな、犯人は必ず自分の犯行現場に戻ってくる」
レナス
「私たちが犯人だとでも言うのか?」
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