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――――――――…… あれから何時間たったのか…。 私は目を腫らしたまま、今だ部屋から出ようとしなかった。 出たくも無かった。 「嘘つき……」 ポツリと呟いた、その自分の言葉でさえ自然に涙が流れてきた。 その時、部屋の前で人の気配を感じた。 顔をあげてドアを睨んでいると、短くノックの音が響いた。 コン コン コン―… 「………………。」 出ようとは思わなかった。  
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