【本文】俺の手｜11ページ - 小説投稿エブリスタ

距離が５ｍほどになってやっと気付いた小窓に見えた何かは血の手形だった｢～～～!!!Σ｣声がまだ出ない泣きそう泣きそう俺、死ぬんだあの手に地獄に連れてかれて死んじゃうんだ今にも白眼をむきそうだったがこの俺が、学校で白眼むいて泣いて死ぬなんて情けなすぎるわっ!! 涙を必死に堪えるベタ…………ベタ… 手形はまだ増え続けるばかり

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