窓の手

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距離が1mほどになった時 手形は一気に消えた 「あれ?消えた…」!!!! 声が出る 助かったんだ、俺は!! と安堵してるも 心のどこかは被服室を気にしてる 「か…帰らないと」 向きを180度変えて帰ろうとする 一歩、また一歩進んでく が 「……」 何故か振り返る 誰かが呼んでる気がする でも誰もいるわけない そう思いつつも 足は心と真逆に ズンズン進んでるわけで 「ちょ待てぃ!!」 足はまた180度…つまり被服室に向かって ズンズン進んでいた
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