White☆love

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キーンコーンカーンコーン……… 放課後を知らせるチャイムが鳴る。 あたしはこれからどんなことが起こるかも知らずに鞄に色んなものをつっこんでいた。 「は→る🎵帰ろぉ」 ともだちがあたしに駆け寄ってきた。 「いいよぉ🎵」 あたしは結構人気者な方だと思う。 休み時間だってあたしの周りには喋り声が絶えない。 あたしは高校生になってから劇的に変化した。 前まで地味子のグループだったが今はメイクも頑張ったしダイエットにだって堪えたからモテ子のグループに分類されるようになった。 今だって中学時代の同級生にだって誰だっけ?と言われる。 そんな小さなことが変わったことに意味を感じた。 あたしが教室から出ようとした時、後ろから声がした。 聞き覚えのある声……? 後ろを振り返ると嬉しそうな顔をして走ってくる涼太がいた。 「春ッ☆(*´▽`*)ノ」 息を切らせていた。 よほど嬉しかったのかな? 「どうした?」 「オレ、好きな人が出来たんだ!!」
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