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約1000年程前、人類は魔法というものを発見した。
みるみるうちに魔法は広がり現在では、魔法は当たり前となっていた。
およそ2、30年程前の事であった。
魔法を悪行に使う輩が現れたのだ。
欲に負けた人間は魔法で悪行を働き、己の欲を満たして行った。
新たに社会問題となったのが「魔法犯罪」である。
魔法とは誰もが使える代物ではない。
才能、もしくは鍛練に鍛練を重ねた者が自由自在に操れる者となる。
警察は全くと言っていい程、魔法が使えず魔法犯罪には無能であった。
そこで政府が魔法犯罪の為の組織を作り出したのだ。
それがMPS、ーMagIcPoliceSabbathー(安息の日を取り戻す為の魔法警察)。
国民はやっと、安堵を得れるとMPSの活動が開始されるのを今か今かと待ちわびていた。
この物語は、MPSのトップ、MPS最高責任者総司令官、青葉 雷の日常を描いた物である。
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