私のちょっと霊体験…Ｓ県編』《弐》

引越し

Ｓ県。

健の会社の本社があり、健は１つの店舗を任される。

健も18歳から、この仕事をしており、そこそこ社長から信頼されていた。

引越し日の翌日には即仕事。

私は不満でいっぱいだった。

《引越し業者が荷物を運んで来る日位いてくれても良いのに…。》

《まだ幼いヤンチャ盛りの子供２人いて…。大変じゃん！》

不満を顔におもいっきりだす。

健『評価下がって給料下がっても困るだろ！』

私『そりゃ！そうだけど…。そんな事で給料は下がらないと思うけど…。』

健『積み重ねが大切なんだよ。』

私はまともに働いた事がない。

健と知り合う前にバイトした程度だ…。

そのバイトも悠を妊娠した時に辞め、完全に専業主婦なのだ。