∮物語の始まり∮

8/28
前へ
/367ページ
次へ
そして開会式が始まり、現在校長の話。   「………であるからして君達がこの学校に入れることを誇りに……」   長ぇ。超長ぇ。   早く終わらせろよ。 もう退屈で退屈で…。   「………としてほしい。以上」   やぁーっと終わったか。   これでようやく解放…と思ったら今度は属性検索が待っていた。   なんか面倒だし…電気にしとくか。   「次!レイ・フィールド!」   「うぃっす」   気の抜けた返事なのは気にするな。   俺は先生がいるところに行く。   「この水晶に手を置け。色が浮かびあがる。火なら赤、水は青、電は黄、土は茶、風は緑、光は白、闇は黒だ。わかったな?」   レイ「はーい」   ご説明ありがとう。   そんな説明俺にとっていらなかったがな。   俺は水晶に手を置く。   すると水晶の色が黄色になっていく。   「おまえは電気か…ふむ…そうだな…おまえはAクラスに行け。」   レイ「わっかりましたぁ」   そう言って俺はその場を立ち去る。   だが校内に入って気付いた事が一つ。                           Aクラスって…何処ですか…?
/367ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5985人が本棚に入れています
本棚に追加