∮物語の始まり∮

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リン「むぅ!いつの間に名前で呼ぶ関係になってのんよー!」   レイ「別にいいだろ…」   ルイ「……キャッ///」   俺はとりあえずリンを右から左へ受け(ry   リンはさっきから「むぅ~…」と唸っている。   何してんだか…。   そしてさっきからルイの様子がおかしい。   俺を見てきては頬を両手で押さえ、体をくねらせている。   どうしたんだろうか…。   とりあえず聞いてみよう。   レイ「ルイ、どうしたんだ?」   と、言い近付いた瞬間――   レイ「ぐえっ……」   また襟を引っ張られた。   本日二回目。   だからそれ痛いんだって…。   つか強く引っ張らないで!   締まる!!首締まる!!   リン「いくらルイちゃんが可愛いからって、変な事する気じゃないよね?」   黒い笑みが見える。   そんなことをする気など一切ございませんとも!!   ただちょっと頭撫でたいなー…思っただけ。   何?充分変?   うるさい、煩い、五月蝿ぁい!!   リン「…リ…リン…は…離し…て…そん…な気ぐぇっ!!」   そんなことより離して!!   つか話してる途中に余計に首締めないで!!   レイ「リン…はな…離して……息が…」   リン「あっ!!ごめん!!」   そういってすぐに離すリン。   やっと空気が吸える。   俺は呼吸を整えた後、リンに調教…ゲフンゲフン!! …説教を開始した。   レイ「……つーことで俺多少迷惑かかってんだから、その妄想も大概にしなさい」   リン「…はい」   レイ「本当にわかってんのか?おまえのことだか――」   それと同時に先生が入ってくる。   ナイスタイミングと言わんばかりにリンは席に逃げる。
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