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ジリリリリリ!ジリリリリリ!
?「んぁ…朝か…」
少年は布団から出、目覚まし時計を止める。
そしてカーテンを開け、欠伸をしながら目を覚まそうとする…がやはりまだ眠いらしく、欠伸が絶えない。
?「えーっと今の時間は…7時半か…」
少年はトイレを済ませ顔を洗う。
?「ふあぁぁ…」
俺の名はレイ・フィールド。
俺は赤髪赤目のちょっと変わった人間デス。
え?それだけかって?
だって面倒だもん。
それに…何て言えばいいかわから(ry
とにかく俺は鏡に挨拶した後、部屋に戻り、「不〇子ちゃ~ん」と言って服を脱ぎ捨てる怪盗のように颯爽と服を脱ぐと、今日から通う魔法学校の制服に着替える。
制服は全体的に藍色だが両肩から袖あたりまで伸びている赤い線のようなものが入っているとても斬新なタイプだ。
…うむ。
準備は整った。
ある事情で今日から魔法学校に通う。
事情があるとはいえ、魔法をほぼ全般使える俺にとっちゃどうでもいいが楽しそうなので行く事にした。
何だかオラワクワクすっぞ!!
え?今から?なんて事は聞かないでくれ。
聞いた瞬間泣いちゃうよ?俺。
そんな戯れ事はさておき、俺は2階から階段を降りていく。
足音でわかったのか、着いた直後にキッチンから声がした。
?「おはようレイ」
レイ「おはよう母さん」
俺の母、ディアナ・フィールドだ。
とても三十代半ばとは思えない美しさを持ち、優しく接してくれたりするし料理もなんでもできる…まさにPerfectMother。
俺の自慢の母親だ。
俺はとりあえず腹が減っているので席に着き、飯を食べる。
ディアナ「今日から学校でしょ?忘れ物しないようにねぇ」
レイ「ん、ふぁかっへるほ(わかってるよ)」
何?口に含んでる時に喋るなだと?
…俺だってちゃんと理由あって言ってんだぞ!!
その理由………なんかなかった…。
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